2026.04.10
ひとつ減らして帰る寺――札幌大仏文珠大菩薩御前で
札幌市西区宮の沢にある金毘羅密寺にて
迷っているままで構いません。何かを得ようとしてかえって動けなくなることがあります。あれもこれもと抱え気づけば、足が止まっている。ここでは、増やすことではなくひとつ減らすことを大切にしています。難しいことはありません。ただ、「いま手放すもの」をひとつ決めて静かに置いていく。そのままで構いません。迷っているままで大丈夫…
2026.04.10
迷っているままで構いません。何かを得ようとしてかえって動けなくなることがあります。あれもこれもと抱え気づけば、足が止まっている。ここでは、増やすことではなくひとつ減らすことを大切にしています。難しいことはありません。ただ、「いま手放すもの」をひとつ決めて静かに置いていく。そのままで構いません。迷っているままで大丈夫…
2026.04.2
お盆を迎えるにあたり、金毘羅密寺では今年も「迎え火の竹灯籠づくり」を行います。檀信徒の方々はもとより、お檀家でない一般の方にもご参加を呼びかけ、受け付けています。はじめての方でも無理なく取り組める内容ですので、どうぞ安心してお越しください。~ 令和8年竹灯籠づくり説明会の日程 ~日時:5月10日(日) 午前…
2026.03.30
お寺のホームに流れる季節の風雪解けの中で、季節は静かに歩みを進めています。現れるもの、去るもの、動くもの、休むもの。のすべてが重なりながら、お寺の周りに春の歩が続いています。残雪の中に、かたくりの芽が立ち上がり始め、足元から春が始まっています。今年の芽吹きは春早々に急ぐかのように。雪解けの中から、高野槙の実が姿を現しました。見えなかったものが、時を経て現…
2026.03.21
札幌大仏金毘羅密寺では、三月二十日春彼岸の中日法要を迎え、当山には多くの方が参拝されました。御本堂にご参集の皆様が御本尊の御前にて手を合わせ、ご先祖を偲びながら静かに祈りを捧げるひとときとなりました。札幌もようやく本堂高所の雪庇(せっぴ)対策から解放され、雪解けが進む頃となりました。参拝の皆様の足元の積雪もほぼなくなり、安心してお参りいただける季節となっています。彼岸は、亡き人を思…
2026.02.26
令和八年三月二十日(金)午前十一時より、本堂にて春彼岸中日法要を厳修いたします。春彼岸の中日は、昼夜の長さが等しくなる節目の日にあたり、此岸と彼岸とが通い合う象徴の日と伝えられております。ご先祖諸精霊へ感謝と報恩の思いを捧げるとともに、自らの歩みを静かに見つめ直す大切な仏縁であります。当日は、御本尊御前にて読経供養を修し、また塔婆供養のご回向を申し上げます。どうぞごお誘いあわせご参拝く…
2026.02.3
札幌も玄関前除雪後の雪捨て場がない状況が続く中、本年の節分会が執り行われました。厳しい冬の只中ではありましたが、多くの方々が参拝され、それぞれに一年の息災を祈願されました。人の足が自然と仏前へ向かい、手を合わせる姿が印象に残る一日となりました。また、この日は文殊大菩薩の御前にて折られ、これまで納められてきた散念棒のお焚き上げが勤まりました。折られた散念棒には、言葉にされることのなかった迷いや執…
2026.01.20
札幌大仏 文殊大菩薩の御前で念じ、折られた散念棒を、節分当日にお焚き上げいたします。**散念棒(さんねんぼう)**とは、願いを念じる前に、心に生じている迷いや執着をひとつ選び、それを手放すために用いる小さな木の棒です。紙に願い事を書くことはせず、自らの意思で棒を折る行為そのものを、迷いを断ち切る誓いとします。折られた散念棒は、その証として納め…
2026.01.10
大屋根の下で、見えてきたこと当山では、北の都札幌七福神霊場の恵比寿様と布袋様を勧請し、新年には団体・個人を問わず多くの皆様にご参拝をいただきました。また、木仏文殊大菩薩様の御前では、散念棒を折る乾いた音が小気味よく響く日々が続き、新年ならではの静かな景色が広がりました。小正月は、新年最初の「満」とされる節目の日です。当山でもこの日をひとつの区切りとし、正月の…
2025.12.31
※ 本文の後半に、「2026竹灯籠作り説明会」のご案内を添えています。歩みの先は、それぞれに。このサイトを通じてご縁をいただいた皆様に、新春を迎えてのご挨拶を申し上げます。令和八年は午年。古来より馬は行動力と飛躍を象徴し、進む力を授ける存在とされてきました。お釈迦さまが出家の折、愛馬カンタカに乗って城を後にされた故事は、真理を求めて一歩を踏み出す決意の象…
2025.10.5
10月5日当山御本尊金毘羅大権現様の秋季大祭が、好天の内に修する事ができ、ご参拝の多くの皆様に御礼を申し上げる次第です。当山御本尊金毘羅大権現様は、二階本堂の宮殿に奉安されており、お寺の大きな節目の行事には御開帳がなされ拝顔いたす事が出来ます。その写しのお姿である石仏金毘羅大権現様が、一階文殊殿に常設でご安置されています。この秋大祭において、「恒例お盆行事・迎え火の…