札幌大仏金毘羅密寺では、三月二十日春彼岸の中日法要を迎え、当山には多くの方が参拝されました。
御本堂にご参集の皆様が御本尊の御前にて手を合わせ、ご先祖を偲びながら静かに祈りを捧げるひとときとなりました。
札幌もようやく本堂高所の雪庇(せっぴ)対策から解放され、雪解けが進む頃となりました。参拝の皆様の足元の積雪もほぼなくなり、安心してお参りいただける季節となっています。
彼岸は、亡き人を思う供養の節目であると同時に、今を生きる私たち自身の歩みを見つめ直す時でもあります。
本年はその参拝の折に合わせ、護持会活動の一環として、受付付近に「くらしと供養のご相談」の席を設けました。

供養の折、くらしに向き合う静なひととき
当日は行政書士 菊地先生のご協力をいただき、相続やお墓の承継、そして死後の手続きなどについて参拝の折にお話をうかがう場となりました。
参拝の合間に足を止め、日頃気になっていた事柄を静かに語られる方の姿も見受けられ、祈りの場の中に自然な対話の時間が生まれていたように感じられました。
このたびの「くらしと供養のご相談」にお力添えを賜りました行政書士 菊地義人先生に、心より御礼申し上げます。

合祀供養の観音霊堂の御前では、納骨された霊位を見守り給う如意輪観音さまの御慈悲に深く額づき、供養のため静かに手を合わせる人々の姿が、彼岸供養の静かな気配となっておりました。
彼岸のひととき、静かな祈りが観音霊堂を満たしておりました。
散念棒の所作
当山では参拝の際、文殊大菩薩の御前にて散念棒を折る所作を置いております。
散念棒は、札幌大仏金毘羅密寺において行っている祈りの作法です。
霊場御本尊 木仏札幌大仏文殊大菩薩ご参拝の際、迷いや執着を一念に込めて小さな木の棒を折り、それを手放すことを願う所作です。
合 掌
