ひとつ減らして帰る寺――札幌大仏文珠大菩薩御前で
札幌市西区宮の沢にある金毘羅密寺にて

 

迷っているままで構いません。

何かを得ようとして
かえって動けなくなることがあります。

あれもこれもと抱え
気づけば、足が止まっている。

ここでは、
増やすことではなく
ひとつ減らすことを大切にしています。
難しいことはありません。

ただ、
「いま手放すもの」をひとつ決めて

静かに置いていく。
そのままで構いません。
迷っているままで大丈夫です。

減らしてよいとわかったとき、
人ははじめて、手放すことができます。

まず一度、
文殊様の前に立ってみてください。
迷っているままで構いません。

合 掌

 


 

■ 散念棒 ■

当山では、
札幌市西区宮の沢の札幌大仏金毘羅密寺にて、

札幌大仏 文殊大菩薩の御前で、
祈願の前に、
「散念棒(さんねんぼう)」の所作を行っております。

心にひとつ
いま手放すものを定、

小さな木の棒を静かに折り
折置箱に納めます。

それは、
何かを願うためではなく
ひとつ減らすための所作です。

また、授与や定まった作法として行うものではございません。

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