札幌大仏にチョット寄り道――
気づく、仏の投げかけに。

札幌大仏――。
札幌市西区宮の沢 真言宗金毘羅密寺に、北海道産緋桂材の木肌を生かして造顕された、高さ約7mの木造の文殊大菩薩様がお祀りされています。
北海道十三仏霊場巡拝の御本尊として、二十数年、静かにこの地に佇み居られます。

秋彼岸も過ぎ、毎日のように同じ時間ごろ通り過ぎていく自転車があります。よそ見もせず、いつもならそのまま通り過ぎていきます。

ところが、この日は少し違いました。

新しく設置された看板が、ふと目に入ったのでしょうか。
今度は自転車を押しながら、テクテク……。

通り過ぎるか、足を止めるか。
その先は、その人次第。
気づけば、仏の眼差しのもとにーー

QRコードは、お寺の小さな入口。
ふれあいのご縁は、ここから。

当山の行事や日々のお知らせ、札幌大仏や文殊さまのお話など、寺の今を、ホームページでご覧いただけます。
何気なく開いたその先に、思いがけない何かが待っているかもしれましせん。

若BONNさん

皆様どうぞ、お気軽にお入りください。
おみくじもございます。でも、その前に――
まず文殊さまに手を合わせ、ご拝顔ください。

そして、その日の夕方――。
閉門も近くなったころ、

文殊殿には子どもさんと女性の姿がありました。

「お顔を拝したあと、
もう一つ気づかれたものはありませんか。」

若BONNさん

「文殊さまの右手に見える『智慧の剣』。
あなたなら、何を断ち、何を生かしますか。」

北の都は、もう秋。紅葉の季節も間近です。
頬をなでてゆく風にも、北国の秋の深まりが感じられます。

日暮れもずいぶんと早くなり、冬への序曲が聞こえ始めます。
やがて高い山々からは、初冠雪の便りも届く事でしょう。

ふと気づけば、暖房機もひと足先に自動運転。
人より先に、機械から季節の移ろいを知らされる日もあるものです。

秋の深まりの中、ちょっと早起きして空を見上げれば、
去り行く季節にも、輝きをまとった空の色合いがあります。

今日のひとときの中で、
「もう少し知りたいな」が一つ残りましたら、
それもまた、小さなご縁かもしれません。

また、ふと思い出された時にお立ち寄りください。
QRコードがご縁のおともに。

有難うの言葉と共に――
またいつの日か、お会いできるその時まで。

合 掌

 


 

■ 散念棒 ■

― 心に一つ、余白を ―

文殊様に手を合わせ、
そっと自分の心と向き合う「散念棒」。

ひとつの迷いを手放し、新たな一歩へのご縁に

PAGE TOP