新コロナ対策は〝まだ注意深く〟備え

石仏・金毘羅大権現(昭和20年頃奉納)

 WHOの発表によると9月末までに世界の新コロナウィルスによる死者は100万人を超えまた感染者総数は3800万人ほどとの事であります。
 米国大統領もクラスター感染か!との報道がありました。日本国ではコロナに対して慣れが出てきている様子。特に高齢者は〝一気に悪化もあり得る〟病気です。今出来る感染の最大の予防策は〝まだまだ注意深く慎重に何ごとも〟でありましょう。

 当山では令和2年の年間法要行事の締めくくりとなるご本尊金毘羅大権現秋大祭はご参拝者皆様の健康を最優先に考えまた役員等お手伝い下さる皆様の安全管理を考慮し、コロナ感染から身を守る為には〝まだ注意深くするべきである〟との判断に至った次第です。
 当日金毘羅大権現大祭法要は寺内僧侶が本堂にて大護摩供を厳修し〝コロナの終息〟と〝檀信徒並びに人々の無病息災を御祈願〟新コロナの影響下ご参拝の皆様はお昼前後自由な時間に大仏殿にて〝感染予防の諸ルールを守り〟各々ご祈願事を丁重に念じられそしてご焼香をお勤め頂きました。

  さて大祭行事は無魔勤まりましたが、引続き恒例年末・年始・お正月七福神参りにまつわる諸行事の準備と開催が控えています。役員の皆様のお話にも耳を傾けながら新コロナの現状を十分に把握し今後の推移を見極めつつ慎重に実施計画を立て始めようと考えます。

 万葉の秋の七草の一つ白萩越しに観音霊堂の宝珠が目に映り、観音霊堂の向こうに見える手稲の山裾も少しずつ色付き始めています。季節の移ろいを感じる趣のある萩の花そして撓(たわわ)に実った〝猿梨〟も収穫の時季です。キウイフルーツの原種とも言われる「コクワ」。総代さんもご本尊様にお供えの奉納酒を作ろうと〝広口瓶と角砂糖とお酒〟を用意され「猿梨観音霊酒」の手作りを楽しみにしているようです。
 間もなく北の大地の札幌にも「雪虫が飛び交い」駆け足で手稲の山に初雪の知らせが届きます。

 
※お寺の行事にご参加の皆様は必ずマスクをご着用下さい。

体調管理を万全に
「うがいや石鹸による手洗い励行」

 

 

 
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